シンポジウムのお知らせ
「これからの大学を考える──学校教育法改正案の問題点と大学改革 のゆくえ」
今国会で「 学校教育法及び国立大学法人法の一部を改正する法律案」 が審議されています。他の重要法案・ 重要事項のかげに隠れてしまい、 あまり報道も議論もされていません。しかし、 全国の大学関係者から、 この法案が目指している大学の意思決定方法や、 政府がすすめようとしている大学改革の方向性について、 大きな疑問の声があがっています。今回のこのシンポジウムでは、 法案の概略を紹介し、その問題点を検証するとともに、 これからの大学のあり方、ひいては、これからの社会、 これからの民主主義のあり方について討論していきます。
日時:5月31日(土) 16:00〜
【プログラム】 司会:大河内泰樹(一橋大学)
1.「大学改革の動向と「学校教育法」改正問題」
大河内泰樹(一橋大学)
2.対談:大学と民主主義について考える。
3.質疑・討論
主催:「これからの大学を考える」実行委員会
+宮本ゼミ(明治大 学・情報コミュニケーション学部)
E-mail:taiju.okochi(アット)r.hit-u.
「学校教育法改正案」について
現在、政府・文科省は「学校教育法」および「国立大学法人法」を一部改正することで、
教授会が審議する事項を、教授会が審議する事項を学位授与や教育課程の編成等に限定し、学長の権限を強化しようとしています。
これは、これからの日本の大学、ひいては日本の民主主義を揺るがす問題と言えるでしょう。
以下、「学校教育法改正案」、「国立大学改革プラン」等のリンクになります。
賛同署名のお願い
「若手」大学関係者有志による「学校教育法及び国立大学法人法の一部を改正する法律案」の廃案を求める緊急アピールに賛同署名をお願いします 。
第一次集約は5月26日を予定しています。
https://pro.form-mailer.jp/fms/0ea06d6a59140
“今国会に提出されている「学校教育法及び国立大学法人法の一部を改正する法律案」は,今後の大学のあり方を大きく変えるものですが、十分な議論がなされないまま成立しようとしています。とくに、学長によるトップダウンの意思決定を大学に押しつけることは、学問の自由にとって大きな制約となるものと言わざるを得ません。また、この法改正によって政府が進めようとしている大学改革は若手研究者の将来に深刻な影響を与えるものです。是非、全国の若手大学関係者には、以下のアピールに賛同の意思を示していただきますようお願いいたします。”